Googleが変えた金融行政
遠藤 俊英氏が 2018年に金融庁長官となり、金融行政が変わりました。
金融庁が一方的にルールを定めて金融検査する一方通行体制から
「金融庁と金融機関の対話」により金融機関が 自分事として
自分たちのあり方やビジネスを変えるように、と変わりました。
変わったきっかけは、遠藤氏が 外部勉強会で Googleを見学した時に見た
チームでの上司と部下の対話。
この対話が Googleの生産性を上げる秘訣でした。
部下の成長実現のため、心理的安全性を確保して、部下が主役となって話し
上司は話さず応援するような形で受け止め、それを継続する。
「対話と議論は違う」
これが 金融行政における対話の導入に繋がりました。
そして 金融検査マニュアルの廃止にまで至りました。
今の現状をを一から変えることはとても大変なことだと思いますが、
一企業で見た光景をヒントに今の時代に合った新しいことを提案した人、
ヒントを与えたGoole、単純にすごいと思ってしましました。
皆さんは どう思われますか。