大切なものは自分で守る
少し前に 相続税節税ビジネスが過熱している。との報道がありました。
相続税500万円と聞いて、それならと その方は借金5,000万円で賃貸併用住宅を建築されたそうです。
500万円を惜しんで5,000万円の借金をする・・・
賃貸併用だったら売るに売れない・・・
ましてや、将来 遺産分割になったらと考えると・・・
後々にトラブルになる可能性を強く感じてしまいます。
また、10数年前に都市部では特優賃という賃貸建築ブームがありました。
公的制度だから安心ですよと 営業マンに言われて無謀な賃貸住宅が乱立状態。
その後この制度が破綻し、後に空室が増え借入金の返済が出来ず破綻された方がおられると聞いています。
相続税が「目的」で投資建設は「手段」だと思います。
しかし、この時の営業マンからすれば投資建設受注が「目的」で相続税は「手段」でしかなかったのでしょう。
さて、あなたの相談相手は「目的」の専門家ですか?それとも「手段」の専門家ですか?
相談相手を間違えないよう、地域に根差し地元で勉強された専門家の方にご相談されてはいかがでしょうか。
そして、自分の大切なものは自分で最後まで守らなければならないのかと思います。