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東京都心物件、買わない・買えない

2016年4月~9月、REITによる東京23区物件の買いは4年ぶりに低水準、全物件中の23区比率も過去最低。
都心は過熱し 買わず買えずで一気に地方シフトとなっているんです。
 
ちなみに日本で規模が2番目のREIT、ジャパンアルエステイト投資法人(三菱地所系)は昨年6月以降都心を買っていません。
 
昭和バブルでは、東京大阪で買えなくなり、博多や札幌 更に熊本や旭川に流れバブル崩壊となりました。
 
リーマン前にミニバブルではイケイケの片仮名振興不動産会社が地方シフトしたら その後 破綻。
4年前 アベノミクス当初にまずREITが値を飛ばし、不動産株が後を追い、駅前に工場を持つだけの含み資産株まで急騰した為、現物不動産価格はその後追いになりました。
 
今はREITも不動産株も値下がりのままですが、現在 不動産価格は高値止まり、REITの後追いをするのか。
 
ドイツ銀行は破綻懸念、欧州は量的緩和解消予測から国債利回り上昇、中国バブルの崩壊不安、日銀緩和は量から金利へ、そしてトランプ大統領。。。
 
マイナス金利下の投資資金はプラス利回りの不動産に流入し値上がり当然。
不動産バブルを育てるのは金融、そして不動産クラッシュも金融から来ます。
 
皆さん、経済を良く注視していて下さいね。